昨年の今ごろは、まだまだ心がわさわさするばかりでした。
がん患者さん、困ってるだろうね……と話をしつつも、
何もできず、もどかしい日々を送っていました。
ワンワールド・プロジェクトが立ち上がったのは、4月11日です。
それまで、被災地は物理的にも精神的にも、
極限状態だったのだろうなぁ。。。
あらためて、最初の呼びかけをくださった北村さんに感謝です。
さて、今日で3月もおしまいです。
この区切りに、ワンワールド・プロジェクトが活動を開始した、
昨年4月からの活動内容をご報告するとともに、
来月からの活動方針をお伝えします。
初年度(2011年4月11日〜2012年3月31日)活動報告
◆支援物資の募集
1年間に計4回にわたって支援物資を募集しました。
第一次募集 4月11日〜28日
第二次募集 8月22日〜26日
第三次募集 11月7日〜11日
第四次募集 2月13日〜17日
ネットでの呼びかけから始まって、大手新聞社、地方紙、テレビ番組でプロジェクトのことが紹介されて、第一次募集期間中だけで各種カツラ約1,700点、帽子約5,000点が寄せられました。そのほかにも化粧品、オストミー製品など、さまざまな支援物資が個人・団体・企業から寄贈されました。
◆ボランティア作業状況
東京では3月末現在、53名のボランティアさんが登録してくださっているほか、鹿児島でも8名の方々が作業にご協力くださいました。平日の仕分け作業と、週末の発送準備作業を合わせ、延べ人数にしておよそ150名が参加してくれました。
◆支援物資の送付
3月末までに、フルのカツラ約1,880点、ケア帽子を中心とした各種帽子約6,570点ほか、全国から寄せられた各種支援物資を21ヵ所の病院に送付しました。
そのほかにも、公益財団法人日本対がん協会のご協力で、カツラ用のアンダーネット約500点、さらに震災直後から夏にかけては乳がん患者さん用の下着280点や、シリコンパッド28点、リンパ浮腫防止用の各種ケア用品などを購入して、被災地へ送りました。物資送付にかかる送料などを含め、日本対がん協会にはこの1年間で約180万円の資金援助をいただきました。この場をかりて、厚くお礼申し上げます。
◆ワンワールド・プロジェクトへのご寄付
また、プロジェクトのほうにも、740円分の切手をふくめて、総額145,760円のご寄付を頂戴しました。有志6名の発起人が緊急に立ち上げたプロジェクトですので、広くご寄付をお願いしてはいなかったにもかかわらず、たくさんの善意を頂戴したことに心から感謝申し上げます。
2012年3月末までに、これらの寄付金から、鹿児島(三好が理事長をつとめるNPOの所在地)や、千葉(カツラを一部預かった寺田の自宅)からの発送にかかる送料のほか、支援物資募集チラシの印刷費用、タオル帽子の型紙購入費用として、合計47,210円を使わせていただきました(なお、発起人およびボランティアの皆さんは全員無償で活動にあたっており、交通費を含め、手当は支給していません)。
残る98,550円につきましては、4月以降の2年目に繰り越し、チラシ印刷費、送料として使わせていただく予定です。
◆送付先病院
支援物資をお送りした21ヵ所の病院は、下記のとおりです。
宮城県:東北大学病院・宮城県立こども病院・仙台オープン病院・
宮城県立がんセンター・石巻赤十字病院・公立刈田綜合病院・
仙台医療センター・東北厚生年金病院
岩手県:岩手医科大学病院・岩手県立中央病院・岩手県立宮古病院
福島県:福島県立医科大学付属病院・福島県労災病院・坪井病院・
竹田綜合病院・綜合磐城共立病院・星総合病院
茨城県:日立総合病院
山形県:米沢市立病院・山形県立中央病院・三友堂病院
次年度(2012年4月以降) 活動予定
次年度からは、「物資の提供」による支援に加えて、
より「心のサポート」に重点をおいた活動を展開したいと考えています。
◆支援物資の募集・提供
1年目と同様、医療用カツラやケア帽子など、がん患者さん向けの支援物資を募集し、各病院へ送付します。
◆カツラのリユース支援
役目を終えたカツラを、次の方にご利用いただけるように、カツラをメンテナンスしてリユースするための支援を行います。
◆(仮称)「帽子を作ってしゃべろう会」開催
ケア帽子の作り方を学んでいただきながら、おしゃべりができるようなサロン的集まりを、東北の各病院・市町村などで開催します。
◆その他
こうしたプロジェクトの活動内容をお知らせしたり、物資を提供した方、提供された方など、プロジェクトに関わる皆さんの情報交換をしたりすることを目的に、患者さん向けリーフレットの発行や、掲示板的な交流の場を開設します。
これらに向けて、少しずつ準備中です。
5月には、タオル帽子のメッカ(?)、岩手にお伺いすることになりました。
手を動かして帽子を作りながら、口も動かそうという集まりを開催したいものの、
手を動かすことには不慣れな発起人一同ですので、
今後とも皆さまのご協力・ご指導、どうぞよろしくお願いいたします <(_ _)>








